現代の言語学では、学校で教えられているいわゆる学校文法には問題が多いと指摘されています。外国人向けの日本語教育では、同じ日本語をあつかっていながら、この学校文法はまったく教えられていません。 学校文法は、単語を細かく分けていくことが中心ですが、数教研では、ことばが、人間にとってどのようなはたらきをもっているのかという機能に注目した指導をしています。 たとえば [近い未来・習慣]-[過去]という概念の対応関係を確認するために、数教研では「現在形」-「過去形」という語形に注目させていますが、学校文法には、この「現在形」-「過去形」という用語は一切出てきません。