日曜日, 5月 20, 2012
   
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言語力が物事を考える上でかかせないのはなぜですか?

「なぜ?どうして?」という好奇心そのものが、言語を媒介せずには成立しません。

五感で受け取った情報(パターン、イメージ、シェーマ、刺激、質的情報、量的情報)を整理したり操作したりする「思考過程」で、言語(母語)の力が不可欠だからです。

言語を用いないで無意識に起きる感情の変化や、直感的動作などについても、その因果関係を明らかにしようとする時点で、私たちは無意識のうちに言語を用いています。


脳障害と言語障害の研究をされている、神経心理学者の山鳥 重(やまどり あつし)氏は次のように述べています。

『言葉は心を組織する。言葉は自分と世界を関係させ、その関係を理解する手立てとなる。言葉は心が生成する表象や、非表象性の変化(感情など)に名前を与える事によって心を分類し整理する。言葉はそもそも心を記号化する働きでありながら、出来上がった記号が今度は心そのものをその記号に従わせるのである。こうして言葉は心を組織する重要な手段となる。』

数教研の国語教室では、言語力は認識思考力と同質であり、数学をはじめとするあらゆる学問をする上で欠かせないとの考えから、言語力を高めることに重点を置いた教育を行っています。